万葉集 第5巻 869番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第5巻 869番歌

第5巻
歌番号869番歌
作者作者不詳
題詞(憶良誠惶頓首謹啓 / 憶良聞 方岳諸侯 都督刺使 並依典法 巡行部下 察其風俗 意内多端口外難出 謹以三首之鄙歌 欲寫五蔵之欝結 其歌曰)
原文多良志比賣 可尾能美許等能 奈都良須等 美多々志世利斯 伊志遠多礼美吉 [一云 阿由都流等]
訓読足姫神の命の魚釣らすとみ立たしせりし石を誰れ見き [一云 鮎釣ると]
かなたらしひめ かみのみことの なつらすと みたたしせりし いしをたれみき [あゆつると]
英語(ローマ字)TARASHIHIME KAMINOMIKOTONO NATSURASUTO MITATASHISERISHI ISHIWOTAREMIKI [AYUTSURUTO]
神功皇后が鮎を釣ろうとお立ちになった石を実見したのはどこのどなたでございましょう。
左注(天平二年七月十一日 筑前國司山上憶良謹上)
校異
用語作者:山上憶良、大伴旅人、太宰府、松浦佐用姫、神功皇后、天平2年7月11日、年紀、推敲