第5巻817番歌はこちらにまとめました。
第5巻 817番歌
巻 | 第5巻 |
歌番号 | 817番歌 |
作者 | 粟田人上 |
題詞 | (梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠) |
原文 | 烏梅能波奈 佐吉多流僧能々 阿遠也疑波 可豆良尓須倍久 奈利尓家良受夜[少貳粟田大夫] |
訓読 | 梅の花咲きたる園の青柳は蘰にすべくなりにけらずや[少貳粟田大夫] |
かな | うめのはな さきたるそのの あをやぎは かづらにすべく なりにけらずや |
英語(ローマ字) | UMENOHANA SAKITARUSONONO AWOYAGIHA KADURANISUBEKU NARINIKERAZUYA |
訳 | 梅の花が咲いた庭園の青柳も巻いて髪飾り)にしたいほどになっているではないか。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 梅花宴、作者:粟田人上、必登、太宰府、福岡、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物 |