第5巻827番歌はこちらにまとめました。
第5巻 827番歌
| 巻 | 第5巻 |
| 歌番号 | 827番歌 |
| 作者 | 山口若麻呂 |
| 題詞 | （梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封ｑ而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以ｒ情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠） |
| 原文 | 波流佐礼婆 許奴礼我久利弖 宇具比須曽 奈岐弖伊奴奈流 烏梅我志豆延尓[小典山氏若麻呂] |
| 訓読 | 春されば木末隠りて鴬ぞ鳴きて去ぬなる梅が下枝に[小典山氏若麻呂] |
| かな | はるされば こぬれがくりて うぐひすぞ なきていぬなる うめがしづえに |
| 英語（ローマ字） | HARUSAREBA KONUREGAKURITE UGUHISUZO NAKITEINUNARU UMEGASHIDUENI |
| 訳 | 春がやってきて梢に隠れていたウグイスが鳴いて梅の下枝（しずえ）に飛び移った。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 利 [類][紀] 礼 |
| 用語 | 梅花宴、作者：山口若麻呂、太宰府、福岡、天平２年１月１３日、年紀、宴席、地名、植物、動物 |
