万葉集 第5巻 797番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第5巻 797番歌

第5巻
歌番号797番歌
作者作者不詳
題詞((盖聞 四生起滅方夢皆空 三界漂流喩環不息 所以維摩大士在于方丈 有懐染疾之患 釋迦能仁坐於雙林 無免泥j之苦 故知 二聖至極不能拂力負之尋至 三千世界誰能逃黒闇之捜来 二鼠<競>走而度目之鳥旦飛 四蛇争侵而過隙之駒夕走 嗟乎痛哉 紅顏共三従長逝 素質与四徳永滅 何圖偕老違於要期 獨飛生於半路 蘭室屏風徒張 断腸之哀弥痛 枕頭明鏡空懸 染k之涙逾落 泉門一掩 無由再見 嗚呼哀哉 / 愛河波浪已先滅 苦海煩悩亦無結 従来厭離此穢土 本願託生彼浄刹 / 日本挽歌一首)反歌)
原文久夜斯可母 可久斯良摩世婆 阿乎尓与斯 久奴知許等其等 美世摩斯母乃乎
訓読悔しかもかく知らませばあをによし国内ことごと見せましものを
かなくやしかも かくしらませば あをによし くぬちことごと みせましものを
英語(ローマ字)KUYASHIKAMO KAKUSHIRAMASEBA AWONIYOSHI KUNUCHIKOTOGOTO MISEMASHIMONOWO
ああ、こんなことになるんだったら故郷の大和をことごとく見せておくんだったのに。
左注(神龜五年七月廿一日 筑前國守山上憶良上)
校異
用語作者:山上憶良、大伴旅人、仏教、無常、哀悼、亡妻、太宰府、福岡、地名、神亀5年7月21日、年紀
第5巻
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