第13巻3323番歌はこちらにまとめました。
第13巻 3323番歌
| 巻 | 第13巻 |
| 歌番号 | 3323番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | 譬喩歌 |
| 原文 | 師名立 都久麻左野方 息長之 遠智能小菅 不連尓 伊苅持来 不敷尓 伊苅持来而 置而 吾乎令偲 息長之 遠智能子菅 |
| 訓読 | しなたつ 筑摩さのかた 息長の 越智の小菅 編まなくに い刈り持ち来 敷かなくに い刈り持ち来て 置きて 我れを偲はす 息長の 越智の小菅 |
| かな | しなたつ つくまさのかた おきながの をちのこすげ あまなくに いかりもちき しかなくに いかりもちきて おきて われをしのはす おきながの をちのこすげ |
| 英語(ローマ字) | SHINATATSU TSUKUMASANOKATA OKINAGANO WOCHINOKOSUGE AMANAKUNI IKARIMOCHIKI SHIKANAKUNI IKARIMOCHIKITE OKITE WAREWOSHINOHASU OKINAGANO WOCHINOKOSUGE |
| 訳 | (米原)の筑摩の方面にある息長、その越智原に生える小菅を編みもしないのに刈り取ってきて、あるいは、敷きもしないのに刈り取ってきて、置いたままにしておく。私は恋い焦がれるのみ。その越智の小菅なのね、私は。 |
| 左注 | 右一首 |
| 校異 | – |
| 用語 | ?、滋賀県、米原、女歌、民謡、歌垣 |

