第12巻3205番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3205番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 3205番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (悲別歌) |
| 原文 | 後居而 戀乍不有者 田籠之浦乃 海部有申尾 珠藻苅々 |
| 訓読 | 後れ居て恋ひつつあらずは田子の浦の海人ならましを玉藻刈る刈る |
| かな | おくれゐて こひつつあらずは たごのうらの あまならましを たまもかるかる |
| 英語(ローマ字) | OKUREゐTE KOHITSUTSUARAZUHA TAGONOURANO AMANARAMASHIWO TAMAMOKARUKARU |
| 訳 | 取り残されてあの人を恋続けるなどしないで、いっそ田子の浦の海人であったらよかったのに。今頃、玉藻を刈りに刈っているのに。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 地名、静岡、遊行女婦、女歌、羈旅、恋情 |

