第5巻899番歌はこちらにまとめました。
第5巻 899番歌
| 巻 | 第5巻 |
| 歌番号 | 899番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | ((老身重病經年辛苦及思兒等歌七首 [長一首短六首])反歌) |
| 原文 | 周弊母奈久 苦志久阿礼婆 出波之利 伊奈々等思騰 許良尓<佐>夜利奴 |
| 訓読 | すべもなく苦しくあれば出で走り去ななと思へどこらに障りぬ |
| かな | すべもなく くるしくあれば いではしり いななとおもへど こらにさやりぬ |
| 英語(ローマ字) | SUBEMONAKU KURUSHIKUAREBA IDEHASHIRI INANATOOMOHEDO KORANISAYARINU |
| 訳 | どうしようもなく、苦しく辛いのでいっそ死んでしまおうかと思うが、皆の者に迷惑がかかる。 |
| 左注 | (天平五年六月丙申朔三日戊戌作) |
| 校異 | 作 佐 [類][紀][古][細] |
| 用語 | 作者:山上憶良、仏教、儒教、老、嘆き、子供、天平5年6月3日、年紀 |