万葉集 第5巻 854番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第5巻 854番歌

第5巻
歌番号854番歌
作者作者不詳
題詞(遊<於>松浦河序 / 余以暫徃松浦之縣逍遥 聊臨玉嶋之潭遊覧 忽値釣魚女子等也 花容無雙 光儀無匹 開柳葉於眉中發桃花於頬上 意氣凌雲 風流絶世 僕問曰 誰郷誰家兒等 若疑神仙者乎 娘等皆咲答曰 兒等者漁夫之舎兒 草菴之微者 無郷無家 何足稱云 唯性便水 復心樂山 或臨洛浦而徒羨<玉>魚 乍臥巫峡以空望烟霞 今以邂逅相遇貴客 不勝感應輙陳<u>曲 而今而後豈可非偕老哉 下官對曰 唯々 敬奉芳命 于時日落山西 驪馬将去 遂申懐抱 因贈詠歌曰)答詩曰
原文多麻之末能 許能可波加美尓 伊返波阿礼騰 吉美乎夜佐之美 阿良波佐受阿利吉
訓読玉島のこの川上に家はあれど君をやさしみあらはさずありき
かなたましまの このかはかみに いへはあれど きみをやさしみ あらはさずありき
英語(ローマ字)TAMASHIMANO KONOKAHAKAMINI IHEHAAREDO KIMIWOYASASHIMI ARAHASAZUARIKI
実は玉島川の川上に家はございますが、恐縮して申し上げませんでした。
左注
校異
用語作者:大伴旅人、玉島川、巡行、創作、神功皇后、求婚、野遊び、地名
第5巻
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