第17巻4007番歌はこちらにまとめました。
第17巻 4007番歌
| 巻 | 第17巻 |
| 歌番号 | 4007番歌 |
| 作者 | 大伴家持 |
| 題詞 | (入京漸近悲情難撥述懐一首并一絶) |
| 原文 | 和我勢故<波> 多麻尓母我毛奈 保登等伎須 許恵尓安倍奴吉 手尓麻伎弖由可牟 |
| 訓読 | 我が背子は玉にもがもな霍公鳥声にあへ貫き手に巻きて行かむ |
| かな | わがせこは たまにもがもな ほととぎす こゑにあへぬき てにまきてゆかむ |
| 英語(ローマ字) | WAGASEKOHA TAMANIMOGAMONA HOTOTOGISU KOゑNIAHENUKI TENIMAKITEYUKAMU |
| 訳 | 貴君がホトトギスが鳴く季節に作る薬玉(くすだま)であったなら、手に巻いて行くものを。 |
| 左注 | 右大伴宿祢家持贈掾大伴宿祢池主 四月卅日 |
| 校異 | 婆 波 [元][類] |
| 用語 | 天平19年4月30日、年紀、作者:大伴家持、贈答、大伴池主、羈旅、動物、出発、悲別、恋情、高岡、富山 |

