第20巻4409番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4409番歌
| 巻 | 第20巻 |
| 歌番号 | 4409番歌 |
| 作者 | 大伴家持 |
| 題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)(陳防人悲別之情歌一首[并短歌]) |
| 原文 | 伊弊婢等乃 伊波倍尓可安良牟 多比良氣久 布奈O波之奴等 於夜尓麻乎佐祢 |
| 訓読 | 家人の斎へにかあらむ平けく船出はしぬと親に申さね |
| かな | いへびとの いはへにかあらむ たひらけく ふなではしぬと おやにまをさね |
| 英語(ローマ字) | IHEBITONO IHAHENIKAARAMU TAHIRAKEKU FUNADEHASHINUTO OYANIMAWOSANE |
| 訳 | 故郷の家の人たちが祈ってくれているからだろう。無事に船出して筑紫に向かったと親に伝えて下さい。 |
| 左注 | (二月廿三日兵部少輔大伴宿祢家持) |
| 校異 | – |
| 用語 | 天平勝宝7年2月23日、年紀、作者:大伴家持、悲別、防人歌、望郷、同情 |

