第17巻3974番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3974番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 3974番歌 |
作者 | 大伴池主 |
題詞 | (昨日述短懐今朝汗耳目 更承賜書且奉不次 死罪々々 不遺下賎頻恵 徳音 英<霊>星氣逸調過人 智水仁山既ヒ琳瑯之光彩 潘江陸海自坐詩書之廊廟 騁思非常託情有理 七歩成章數篇満紙 巧遣愁人之重患 能除戀者之積思 山柿歌泉比此如蔑 彫龍筆海粲然得看矣 方知僕之有幸也 敬和歌其詞云) |
原文 | 夜麻夫枳波 比尓々々佐伎奴 宇流波之等 安我毛布伎美波 思久々々於毛保由 |
訓読 | 山吹は日に日に咲きぬうるはしと我が思ふ君はしくしく思ほゆ |
かな | やまぶきは ひにひにさきぬ うるはしと あがもふきみは しくしくおもほゆ |
英語(ローマ字) | YAMABUKIHA HINIHINISAKINU URUHASHITO AGAMOFUKIMIHA SHIKUSHIKUOMOHOYU |
訳 | ヤマブキは日ごとに咲くように、うるわしいあなたがしきりに思われてなりません。 |
左注 | (三月五日大伴宿祢池主) |
校異 | – |
用語 | 天平19年3月5日、年紀、作者:大伴池主、贈答、大伴家持、恋情、遊覧、書簡、高岡、富山 |