第5巻844番歌はこちらにまとめました。
第5巻 844番歌
巻 | 第5巻 |
歌番号 | 844番歌 |
作者 | 小野國堅 |
題詞 | (梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠) |
原文 | 伊母我陛邇 由岐可母不流登 弥流麻提尓 許々陀母麻我不 烏梅能波奈可毛[小野氏國堅] |
訓読 | 妹が家に雪かも降ると見るまでにここだもまがふ梅の花かも[小野氏國堅] |
かな | いもがへに ゆきかもふると みるまでに ここだもまがふ うめのはなかも |
英語(ローマ字) | IMOGAHENI YUKIKAMOFURUTO MIRUMADENI KOKODAMOMAGAFU UMENOHANAKAMO |
訳 | 彼女の家に行ったらというように降っている雪。雪かと見まごうばかりに、しきりに散り乱れる梅の花。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 梅花宴、作者:小野國堅、太宰府、福岡、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物 |