万葉集 第5巻 840番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第5巻 840番歌

第5巻
歌番号840番歌
作者作者不詳(村君)
題詞(梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠)
原文<波流>楊那宜 可豆良尓乎利志 烏梅能波奈 多礼可有可倍志 佐加豆岐能倍尓[壹岐目村氏彼方]
訓読春柳かづらに折りし梅の花誰れか浮かべし酒坏の上に[壹岐目村氏彼方]
かなはるやなぎ かづらにをりし うめのはな たれかうかべし さかづきのへに
英語(ローマ字)HARUYANAGI KADURANIWORISHI UMENOHANA TAREKAUKABESHI SAKADUKINOHENI
春の柳に梅の小枝を挿してかづらにしようとなさったどなたかの梅の花が、この酒杯に浮かんでいる。
左注
校異流波 波流 [西(訂正記号)][類][紀]
用語梅花宴、作者:村君、村国、村山、彼方、太宰府、福岡、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物