万葉集 第5巻 837番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第5巻 837番歌

第5巻
歌番号837番歌
作者志紀
題詞(梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠)
原文波流能努尓 奈久夜s隅比須 奈都氣牟得 和何弊能曽能尓 s米何波奈佐久[t師志氏大道]
訓読春の野に鳴くや鴬なつけむと我が家の園に梅が花咲く[t師志氏大道]
かなはるののに なくやうぐひす なつけむと わがへのそのに うめがはなさく
英語(ローマ字)HARUNONONI NAKUYAUGUHISU NATSUKEMUTO WAGAHENOSONONI UMEGAHANASAKU
春の野に鳴いているウグイス。呼び寄せるように、我らが園には梅の花が真っ盛り。
左注
校異
用語梅花宴、作者:志紀、大道、太宰府、福岡、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物、動物