万葉集 第5巻 836番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第5巻 836番歌

第5巻
歌番号836番歌
作者作者不詳(磯部)
題詞(梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠)
原文烏梅能波奈 多乎利加射志弖 阿蘇倍等母 阿岐太良奴比波 家布尓志阿利家利[陰陽師礒氏法麻呂]
訓読梅の花手折りかざして遊べども飽き足らぬ日は今日にしありけり[陰陽師礒氏法麻呂]
かなうめのはな たをりかざして あそべども あきだらぬひは けふにしありけり
英語(ローマ字)UMENOHANA TAWORIKAZASHITE ASOBEDOMO AKIDARANUHIHA KEFUNISHIARIKERI
梅をかざしていくらはしゃいでもはしゃぎきれない日とは、きょうこの日のことなんですよね。
左注
校異
用語梅花宴、作者:磯部、法麻呂、太宰府、福岡、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物