第5巻825番歌はこちらにまとめました。
第5巻 825番歌
巻 | 第5巻 |
歌番号 | 825番歌 |
作者 | 土師百村 |
題詞 | (梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠) |
原文 | 烏梅能波奈 佐岐多流曽能々 阿遠夜疑遠 加豆良尓志都々 阿素i久良佐奈[小監土氏百村] |
訓読 | 梅の花咲きたる園の青柳を蘰にしつつ遊び暮らさな[小監土氏百村] |
かな | うめのはな さきたるそのの あをやぎを かづらにしつつ あそびくらさな |
英語(ローマ字) | UMENOHANA SAKITARUSONONO AWOYAGIWO KADURANISHITSUTSU ASOBIKURASANA |
訳 | 梅の花が咲くこの園の、青柳を髪飾りにして、終日のんびりと遊び暮らしたいものです。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 梅花宴、作者:土師百村、太宰府、福岡、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物 |