万葉集 第5巻 822番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第5巻 822番歌

第5巻
歌番号822番歌
作者大伴旅人
題詞(梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠)
原文和何則能尓 宇米能波奈知流 比佐可多能 阿米欲里由吉能 那何列久流加母[主人]
訓読我が園に梅の花散るひさかたの天より雪の流れ来るかも[主人]
かなわがそのに うめのはなちる ひさかたの あめよりゆきの ながれくるかも
英語(ローマ字)WAGASONONI UMENOHANACHIRU HISAKATANO AMEYORIYUKINO NAGAREKURUKAMO
我が園に梅の花が散っている。天空より雪でも流れてくるのだろうか。
左注
校異
用語梅花宴、作者:大伴旅人、予祝、太宰府、福岡、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物