第5巻812番歌はこちらにまとめました。
第5巻 812番歌
巻 | 第5巻 |
歌番号 | 812番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 跪承芳音 嘉懽交深 乃知 龍門之恩復厚蓬身之上 戀望殊念常心百倍 謹和白雲之什以奏野鄙之歌 房前謹状 |
原文 | 許等騰波奴 紀尓茂安理等毛 和何世古我 多那礼之美巨騰 都地尓意加米移母 |
訓読 | 言とはぬ木にもありとも我が背子が手馴れの御琴地に置かめやも |
かな | こととはぬ きにもありとも わがせこが たなれのみこと つちにおかめやも |
英語(ローマ字) | KOTOTOHANU KINIMOARITOMO WAGASEKOGA TANARENOMIKOTO TSUCHINIOKAMEYAMO |
訳 | もの言わぬ琴でありましても貴下が大切にされていたお琴、誰が粗末にいたしましょうぞ。 |
左注 | 謹通 尊門 [記室] / 十一月八日附還使大監 |
校異 | 閤 [紀] 閣 / 空 [西(訂正)] 言 / 歌 [西] 謌 |
用語 | 作者:藤原房前、大伴旅人、書簡、天平1年11月8日、年紀 |