第20巻4429番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4429番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4429番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌) |
原文 | 宇麻夜奈流 奈波多都古麻乃 於久流我弁 伊毛我伊比之乎 於岐弖可奈之毛 |
訓読 | 馬屋なる縄立つ駒の後るがへ妹が言ひしを置きて悲しも |
かな | うまやなる なはたつこまの おくるがへ いもがいひしを おきてかなしも |
英語(ローマ字) | UMAYANARU NAHATATSUKOMANO OKURUGAHE IMOGAIHISHIWO OKITEKANASHIMO |
訳 | 馬屋につないである馬の縄を切って、旅立ってきたが、後れるものかと言ってすがった妻を置いてきたのが悲しい。 |
左注 | (右八首昔<年>防人歌矣 主典刑部少録正七位上磐余伊美吉諸君抄寫 贈兵部少輔大伴宿祢家持) |
校異 | – |
用語 | 天平勝宝7年2月、年紀、防人歌、古歌、伝誦、悲別、恋情、磐余諸君 |