万葉集 第20巻 4405番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第20巻 4405番歌

第20巻
歌番号4405番歌
作者朝倉益人
題詞(天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)
原文和我伊母古我 志濃比尓西餘等 都氣志<非>毛 伊刀尓奈流等母 和波等可自等余
訓読我が妹子が偲ひにせよと付けし紐糸になるとも我は解かじとよ
かなわがいもこが しぬひにせよと つけしひも いとになるとも わはとかじとよ
英語(ローマ字)WAGAIMOKOGA SHINUHINISEYOTO TSUKESHIHIMO ITONINARUTOMO WAHATOKAJITOYO
わが妻が私を偲ぶよすがにして下さいと付けてくれた着物の紐、たとえ糸のように細くなろうとも解くものか。
左注右一首朝倉益人 ( / 二月廿三日上野國防人部領使大目正六位下上毛野君駿河進歌數十二首 但拙劣歌者不取載之)
校異比 非 [元][春]
用語天平勝宝7年2月23日、年紀、作者:朝倉益人、防人歌、悲別、恋情、群馬、上毛野駿河