万葉集 第20巻 4374番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第20巻 4374番歌

第20巻
歌番号4374番歌
作者大田部荒耳
題詞(天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)
原文阿米都知乃 可美乎伊乃里弖 佐都夜奴伎 都久之乃之麻乎 佐之弖伊久和例波
訓読天地の神を祈りて猟矢貫き筑紫の島を指して行く我れは
かなあめつちの かみをいのりて さつやぬき つくしのしまを さしていくわれは
英語(ローマ字)AMETSUCHINO KAMIWOINORITE SATSUYANUKI TSUKUSHINOSHIMAWO SASHITEIKUWAREHA
天地の神々に祈りを捧げ、さつ矢を貫いて筑紫の島を指して進む、私は。
左注右一首火長大田部荒耳 ( / 二月十四日下野國防人部領使正六位上田口朝臣大戸進歌數十八首 但拙劣歌者不取載之)
校異伊 [元] 由
用語天平勝宝7年2月14日、年紀、作者:大田部荒耳、防人歌、地名、壮行、出発、羈旅、栃木、田口大戸