万葉集 第17巻 4021番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第17巻 4021番歌

第17巻
歌番号4021番歌
作者大伴家持
題詞礪波郡雄神河邊作歌一首
原文乎加未河<泊> 久礼奈為尓保布 乎等賣良之 葦附[水松之類]等流登 湍尓多々須良之
訓読雄神川紅にほふ娘子らし葦付[水松之類]取ると瀬に立たすらし
かなをかみがは くれなゐにほふ をとめらし あしつきとると せにたたすらし
英語(ローマ字)WOKAMIGAHA KURENAゐNIHOFU WOTOMERASHI ASHITSUKITORUTO SENITATASURASHI
雄神川は紅色に染まっている。娘子(をとめ)たちが葦付(あしつき)海苔を取ろうと、瀬に立っているらしい。
左注(右件歌詞者 依春出擧巡行諸郡 當時<當>所属目作之 大伴宿祢家持)
校異伯 泊 [細][温][矢][京]
用語天平20年春、年紀、作者:大伴家持、部内巡航、地名、富山、植物、叙景、羈旅