万葉集 第17巻 4010番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第17巻4010番歌はこちらにまとめました。

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第17巻 4010番歌

第17巻
歌番号4010番歌
作者大伴池主
題詞(忽見入京述懐之作生別悲<兮>断腸万廻怨緒難禁聊奉所心一首并二絶)
原文宇良故非之 和賀勢能伎美波 奈泥之故我 波奈尓毛我母奈 安佐奈々々見牟
訓読うら恋し我が背の君はなでしこが花にもがもな朝な朝な見む
かなうらごひし わがせのきみは なでしこが はなにもがもな あさなさなみむ
英語(ローマ字)URAGOHISHI WAGASENOKIMIHA NADESHIKOGA HANANIMOGAMONA ASANASANAMIMU
心恋しいあなたがナデシコの花であってくれたらなあ。毎朝見られるのに。
左注右大伴宿祢池主報贈和歌 [五月二日]
校異歌 [西] 謌
用語天平19年5月2日、年紀、作者:大伴池主、贈答、大伴家持、羈旅、出発、悲別、恋情、高岡、富山、植物