第15巻3692番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3692番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3692番歌 |
作者 | 葛井子老 |
題詞 | 反歌二首 |
原文 | 波之家也思 都麻毛古杼毛母 多可多加尓 麻都良牟伎美也 之麻我久礼奴流 |
訓読 | はしけやし妻も子どもも高々に待つらむ君や島隠れぬる |
かな | はしけやし つまもこどもも たかたかに まつらむきみや しまがくれぬる |
英語(ローマ字) | HASHIKEYASHI TSUMAMOKODOMOMO TAKATAKANI MATSURAMUKIMIYA SHIMAGAKURENURU |
訳 | ああ、いたわしや。妻や子供が今か今かと待っているだろうに、この島で君は亡くなってしまった。 |
左注 | (右三首葛井連子老作挽歌) |
校異 | 之 (塙) 々 |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、挽歌、雪宅麻呂、作者:葛井子老、哀悼、壱岐、長崎 |