万葉集 第15巻 3626番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第15巻 3626番歌

第15巻
歌番号3626番歌
作者丹比大夫
題詞(古挽歌一首[并短歌])反歌一首
原文多都我奈伎 安之<敝>乎左之弖 等妣和多類 安奈多頭多頭志 比等里佐奴礼婆
訓読鶴が鳴き葦辺をさして飛び渡るあなたづたづしひとりさ寝れば
かなたづがなき あしへをさして とびわたる あなたづたづし ひとりさぬれば
英語(ローマ字)TADUGANAKI ASHIHEWOSASHITE TOBIWATARU ANATADUTADUSHI HITORISANUREBA
鶴が鳴きながら葦辺に向かって飛んで行く。ああ、言いようもなく心細い、ひとり寝なければならないのが。
左注右丹比大夫悽愴亡妻歌
校異倍 敝 [紀][細]
用語遣新羅使、天平8年、年紀、挽歌、転用、古歌、作者:丹比大夫、笠麻呂、羈旅、悲別、望郷、広島、倉橋島