第7巻1280番歌はこちらにまとめました。
第7巻 1280番歌
| 巻 | 第7巻 |
| 歌番号 | 1280番歌 |
| 作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
| 題詞 | (旋頭歌) |
| 原文 | 撃日刺 宮路行丹 吾裳破 玉緒 念<妄> 家在矣 |
| 訓読 | うちひさす宮道を行くに我が裳は破れぬ玉の緒の思ひ乱れて家にあらましを |
| かな | うちひさす みやぢをゆくに わがもはやれぬ たまのをの おもひみだれて いへにあらましを |
| 英語(ローマ字) | UCHIHISASU MIYADIWOYUKUNI WAGAMOHAYARENU TAMANOWONO OMOHIMIDARETE IHENIARAMASHIWO |
| 訳 | 都大路を行き来していたら私の裳裾はすり切れてしまったわ。こんなことなら玉の緒が乱れるように思いが乱れても家居しておればよかったわ。 |
| 左注 | (右廿三首柿本朝臣人麻呂之歌集出) |
| 校異 | 委 妄 (塙) |
| 用語 | 雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、旋頭歌、恋愛、非略体、枕詞 |

