第5巻818番歌はこちらにまとめました。
第5巻 818番歌
巻 | 第5巻 |
歌番号 | 818番歌 |
作者 | 山上憶良 |
題詞 | (梅花歌卅二首[并序] / 天平二年正月十三日 萃于帥老之宅 申宴會也 于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香 加以 曙嶺移雲 松掛羅而傾盖 夕岫結霧鳥封q而迷林 庭舞新蝶 空歸故鴈 於是盖天坐地 <促>膝飛觴 忘言一室之裏 開衿煙霞之外 淡然自放 快然自足 若非翰苑何以r情 詩紀落梅之篇古今夫何異矣 宜賦園梅聊成短詠) |
原文 | 波流佐礼婆 麻豆佐久耶登能 烏梅能波奈 比等利美都々夜 波流比久良佐武[筑前守山上大夫] |
訓読 | 春さればまづ咲くやどの梅の花独り見つつや春日暮らさむ[筑前守山上大夫] |
かな | はるされば まづさくやどの うめのはな ひとりみつつや はるひくらさむ |
英語(ローマ字) | HARUSAREBA MADUSAKUYADONO UMENOHANA HITORIMITSUTSUYA HARUHIKURASAMU |
訳 | 春が来ると真っ先に庭に咲く梅の花、この豪勢な庭の梅を独り占めにしてよいものだろうか。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 梅花宴、作者:山上憶良、孤独、太宰府、福岡、天平2年1月13日、年紀、宴席、地名、植物 |