第17巻3935番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3935番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 3935番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (平群氏女郎贈越中守大伴宿祢家持歌十二首) |
原文 | 許母利奴能 之多由孤悲安麻里 志良奈美能 伊知之路久伊泥奴 比登乃師流倍久 |
訓読 | 隠り沼の下ゆ恋ひあまり白波のいちしろく出でぬ人の知るべく |
かな | こもりぬの したゆこひあまり しらなみの いちしろくいでぬ ひとのしるべく |
英語(ローマ字) | KOMORINUNO SHITAYUKOHIAMARI SHIRANAMINO ICHISHIROKUIDENU HITONOSHIRUBEKU |
訳 | 隠り沼の下からのように密かに恋心を抱いていましたが、思わず、白波のようにはっきり面に出てしまいました。人に気づかれるほどに。 |
左注 | (右件十二首歌者時々寄便使来贈非在<一>度所送也) |
校異 | – |
用語 | 作者:平群女郎、贈答、大伴家持、恋情、枕詞、人目、うわさ、女歌 |