第17巻3912番歌はこちらにまとめました。
第17巻 3912番歌
巻 | 第17巻 |
歌番号 | 3912番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (橙橘初咲霍<公>鳥飜嚶 對此時候タ不暢志 因作三首短歌以散欝結之緒耳) |
原文 | 保登等藝須 奈尓乃情曽 多知花乃 多麻奴久月之 来鳴登餘牟流 |
訓読 | 霍公鳥何の心ぞ橘の玉貫く月し来鳴き響むる |
かな | ほととぎす なにのこころぞ たちばなの たまぬくつきし きなきとよむる |
英語(ローマ字) | HOTOTOGISU NANINOKOKOROZO TACHIBANANO TAMANUKUTSUKISHI KINAKITOYOMURU |
訳 | ホトトギスは何を思って、橘の実を貫く五月にやってきて鳴き騒ぐのだろう。 |
左注 | (右四月三日内舎人大伴宿祢家持従久邇京報送弟書持) |
校異 | – |
用語 | 天平13年4月3日、年紀、作者:大伴家持、動物、植物、贈答、大伴書持、恭仁京、京都 |