第15巻3693番歌はこちらにまとめました。
第15巻 3693番歌
巻 | 第15巻 |
歌番号 | 3693番歌 |
作者 | 葛井子老 |
題詞 | (反歌二首) |
原文 | 毛美知葉能 知里奈牟山尓 夜杼里奴流 君乎麻都良牟 比等之可奈之母 |
訓読 | 黄葉の散りなむ山に宿りぬる君を待つらむ人し悲しも |
かな | もみちばの ちりなむやまに やどりぬる きみをまつらむ ひとしかなしも |
英語(ローマ字) | MOMICHIBANO CHIRINAMUYAMANI YADORINURU KIMIWOMATSURAMU HITOSHIKANASHIMO |
訳 | 黄葉(もみじば)が散り敷く山に眠っている君を帰ってくるものと信じて待っている人こそ悲しい。 |
左注 | 右三首葛井連子老作挽歌 |
校異 | 之 [類][細] 思 |
用語 | 遣新羅使、天平8年、年紀、羈旅、挽歌、雪宅麻呂、作者:葛井子老、枕詞、哀悼、壱岐、長崎 |