万葉集 第13巻 3288番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第13巻 3288番歌

第13巻
歌番号 3288番歌
作者 作者不詳
題詞 或本歌曰
原文 大船之 思憑而 木<妨>己 弥遠長 我念有 君尓依而者 言之故毛 無有欲得 木綿手次 肩荷取懸 忌戸乎 齊穿居 玄黄之 神祇二衣吾祈 甚毛為便無見
訓読 大船の 思ひ頼みて さな葛 いや遠長く 我が思へる 君によりては 言の故も なくありこそと 木綿たすき 肩に取り懸け 斎瓮を 斎ひ掘り据ゑ 天地の 神にぞ我が祷む いたもすべなみ
かな おほぶねの おもひたのみて さなかづら いやとほながく あがおもへる きみによりては ことのゆゑも なくありこそと ゆふたすき かたにとりかけ いはひへを いはひほりすゑ あめつちの かみにぞわがのむ いたもすべなみ
英語(ローマ字) OHOBUNENO OMOHITANOMITE SANAKADURA IYATOHONAGAKU AGAOMOHERU KIMINIYORITEHA KOTONOYUゑMO NAKUARIKOSOTO YUFUTASUKI KATANITORIKAKE IHAHIHEWO IHAHIHORISUゑ AMETSUCHINO KAMINIZOWAGANOMU ITAMOSUBENAMI
大船に乗った思いで、さな葛のつるのようにずっと恋続けるあの方に関しては妙な噂の立つことがないよう、あってほしいと、木綿たすきを肩に取り掛け、斎瓮に供え物を入れて、慎んで掘って据え付け、頭を垂れて神々に祈る。どうしようもなく、ただ祈るのみ。
左注 右五首
校異 [元][類]
用語 神祭り、女歌
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