万葉集 第12巻 3212番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第12巻3212番歌はこちらにまとめました。

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第12巻 3212番歌

第12巻
歌番号3212番歌
作者作者不詳
題詞(問答歌)
原文八十梶懸 嶋隠去者 吾妹兒之 留登将振 袖不所見可聞
訓読八十楫懸け島隠りなば我妹子が留まれと振らむ袖見えじかも
かなやそかかけ しまがくりなば わぎもこが とまれとふらむ そでみえじかも
英語(ローマ字)YASOKAKAKE SHIMAGAKURINABA WAGIMOKOGA TOMARETOFURAMU SODEMIEJIKAMO
たくさんの梶を並べ漕ぎ出したが、この船が島に隠れてしまったら、私の彼女が、とまれとまれと振っている袖も見えなくなってしまうだろう。
左注右二首
校異
用語羈旅、船出、袖振り、羈旅、出発、恋情
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