第12巻3211番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3211番歌
巻 | 第12巻 |
歌番号 | 3211番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | 問答<歌> |
原文 | 玉緒乃 <徙>心哉 八十梶懸 水手出牟船尓 後而将居 |
訓読 | 玉の緒の現し心や八十楫懸け漕ぎ出む船に後れて居らむ |
かな | たまのをの うつしこころや やそかかけ こぎでむふねに おくれてをらむ |
英語(ローマ字) | TAMANOWONO UTSUSHIKOKOROYA YASOKAKAKE KOGIDEMUFUNENI OKURETEWORAMU |
訳 | (別れがつらいのに)平然とたくさんの梶を並べ漕ぎ出さんとする船を、やむなく呆然と取り残される(見送る)私です。 |
左注 | (右二首) |
校異 | <> 歌 [元][紀] / 徒 徙 [矢] |
用語 | 枕詞、出発、羈旅、女歌、恋情 |