万葉集 第12巻 3213番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第12巻3213番歌はこちらにまとめました。

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第12巻 3213番歌

第12巻
歌番号3213番歌
作者作者不詳
題詞(問答歌)
原文十月 鍾礼乃雨丹 <沾>乍哉 君之行疑 宿可借疑
訓読十月しぐれの雨に濡れつつか君が行くらむ宿か借るらむ
かなかむなづき しぐれのあめに ぬれつつか きみがゆくらむ やどかかるらむ
英語(ローマ字)KAMUNADUKI SHIGURENOAMENI NURETSUTSUKA KIMIGAYUKURAMU YADOKAKARURAMU
いま、旧暦の十月、冷たいしぐれの雨に旅行くあの方は濡れておいでだろうか。あるいはどこかで宿を借りておいでだろうか。
左注(右二首)
校異沽 沾 [矢][京]
用語羈旅、女歌、恋情
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