第12巻3174番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3174番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 3174番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (羇旅發思) |
| 原文 | 射去為 海部之楫音 湯<按>干 妹心 乗来鴨 |
| 訓読 | 漁りする海人の楫音ゆくらかに妹は心に乗りにけるかも |
| かな | いざりする あまのかぢおと ゆくらかに いもはこころに のりにけるかも |
| 英語(ローマ字) | IZARISURU AMANOKADIOTO YUKURAKANI IMOHAKOKORONI NORINIKERUKAMO |
| 訳 | 漁をする海人(あま)の舟を操る梶の音はゆったりとしているが、その梶のようにあの子は私の心にじわじわと寄ってきている。 |
| 左注 | – |
| 校異 | 鞍 按 [元][類] |
| 用語 | 序詞、恋情、羈旅、遊行女婦 |