第12巻3123番歌はこちらにまとめました。
第12巻 3123番歌
| 巻 | 第12巻 |
| 歌番号 | 3123番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (問答歌) |
| 原文 | 直獨 宿杼宿不得而 白細 袖乎笠尓著 沾乍曽来 |
| 訓読 | ただひとり寝れど寝かねて白栲の袖を笠に着濡れつつぞ来し |
| かな | ただひとり ぬれどねかねて しろたへの そでをかさにき ぬれつつぞこし |
| 英語(ローマ字) | TADAHITORI NUREDONEKANETE SHIROTAHENO SODEWOKASANIKI NURETSUTSUZOKOSHI |
| 訳 | たった一人で寝てみたけれど、寝るに寝られず、真っ白な袖をかざして笠代わりにして雨の中を濡れながらやってきたよ。 |
| 左注 | (右二首) |
| 校異 | – |
| 用語 | 枕詞、恋情、難渋 |