万葉集 第12巻 2958番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第12巻2958番歌はこちらにまとめました。

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第12巻 2958番歌

第12巻
歌番号2958番歌
作者作者不詳
題詞(正述心緒)
原文人見而 言害目不為 夢谷 不止見与 我戀将息
訓読人の見て言とがめせぬ夢にだにやまず見えこそ我が恋やまむ
かなひとのみて こととがめせぬ いめにだに やまずみえこそ あがこひやまむ
英語(ローマ字)HITONOMITE KOTOTOGAMESENU IMENIDANI YAMAZUMIEKOSO AGAKOHIYAMAMU
人が見とがめて噂にならない夢の中、そんな夢の中だけでも逢うことができれば、私の恋の苦しみも休まるだろうに。
左注或本歌頭云 人目多 直者不相
校異
用語異伝、人目、うわさ、恋情
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第12巻 2958S1番歌(異伝歌1)

題詞(正述心緒)或本歌頭云
原文人目多 直者不相
訓読人目多み直には逢はず
かなひとめおほみ ただにはあはず
英語(ローマ字)HITOMEOHOMI TADANIHAAHAZU
人の見る目が多いので、じかには逢わず、夢の中だけで逢ってくれないか。そうすれば私の恋の苦しみも休まるだろう。
左注
校異
用語異伝、人目、うわさ、恋情