第12巻2881番歌はこちらにまとめました。
第12巻 2881番歌
巻 | 第12巻 |
歌番号 | 2881番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (正述心緒) |
原文 | 立而居 為便乃田時毛 今者無 妹尓不相而 月之經去者 [或本歌曰 君之目不見而 月之經去者] |
訓読 | 立ちて居てすべのたどきも今はなし妹に逢はずて月の経ぬれば [或本歌曰 君が目見ずて月の経ぬれば] |
かな | たちてゐて すべのたどきも いまはなし いもにあはずて つきのへぬれば [きみがめみずて つきのへぬれば] |
英語(ローマ字) | TACHITEゐTE SUBENOTADOKIMO IMAHANASHI IMONIAHAZUTE TSUKINOHENUREBA [KIMIGAMEMIZUTE TSUKINOHENUREBA] |
訳 | 居ても立ってもいられない。どう手を付けていいか今は分からない。彼女に逢わないまま月日が経ってしまったので。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 異伝、恋情 |