第11巻2803番歌はこちらにまとめました。
第11巻 2803番歌
巻 | 第11巻 |
歌番号 | 2803番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (寄物陳思) |
原文 | 里中尓 鳴奈流鶏之 喚立而 甚者不鳴 隠妻羽毛 [一云 里動 鳴成鶏] |
訓読 | 里中に鳴くなる鶏の呼び立てていたくは泣かぬ隠り妻はも [一云 里響め鳴くなる鶏の] |
かな | さとなかに なくなるかけの よびたてて いたくはなかぬ こもりづまはも [さととよめ なくなるかけの] |
英語(ローマ字) | SATONAKANI NAKUNARUKAKENO YOBITATETE ITAKUHANAKANU KOMORIDUMAHAMO [SATOTOYOME NAKUNARUKAKENO] |
訳 | 里じゅうに響かせてけたたましく鳴く鶏とは異なって、人目を忍んでひっそり暮らす妻よ、ああ。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 動物、序詞、異伝、恋情、鳥 |