万葉集 第11巻 2493番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第11巻2493番歌はこちらにまとめました。

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第11巻 2493番歌

第11巻
歌番号2493番歌
作者作者不詳
題詞(寄物陳思)
原文高山 峯行完 <友>衆 袖不振来 忘念勿
訓読高山の嶺行くししの友を多み袖振らず来ぬ忘ると思ふな
かなたかやまの みねゆくししの ともをおほみ そでふらずきぬ わするとおもふな
英語(ローマ字)TAKAYAMANO MINEYUKUSHISHINO TOMOWOOHOMI SODEFURAZUKINU WASURUTOOMOFUNA
高山を嶺づたいに群れを成していくカモシカのように連れ立っている人が多かったので、袖を振らずにやってきたが、だからといってお前のことを忘れていたわけではないのだよ。
左注(以前一百四十九首柿本朝臣人麻呂之歌集出)
校異支 友 [嘉][文][紀]
用語作者:柿本人麻呂歌集、略体、動物、序詞、別離、送別