万葉集 第10巻 2183番歌/作者・原文・時代・歌・訳

第10巻2183番歌はこちらにまとめました。

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第10巻 2183番歌

第10巻
歌番号2183番歌
作者作者不詳
題詞(詠黄葉)
原文鴈<音>者 今者来鳴沼 吾待之 黄葉早継 待者辛苦母
訓読雁がねは今は来鳴きぬ我が待ちし黄葉早継げ待たば苦しも
かなかりがねは いまはきなきぬ わがまちし もみちはやつげ またばくるしも
英語(ローマ字)KARIGANEHA IMAHAKINAKINU WAGAMACHISHI MOMICHIHAYATSUGE MATABAKURUSHIMO
近頃雁の鳴き声がしていたが、今ではここまでやってきて鳴いている。紅葉よ雁に遅れることなく、雁に続いて早く色づいておくれ。待ち遠しくてならない。
左注
校異鳴 音 [元][類][温][京]
用語秋雑歌、動物、植物