第10巻2004番歌はこちらにまとめました。
第10巻 2004番歌
巻 | 第10巻 |
歌番号 | 2004番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | (七夕) |
原文 | 己つ 乏子等者 竟津 荒礒巻而寐 君待難 |
訓読 | 己夫にともしき子らは泊てむ津の荒礒巻きて寝む君待ちかてに |
かな | おのづまに ともしきこらは はてむつの ありそまきてねむ きみまちかてに |
英語(ローマ字) | ONODUMANI TOMOSHIKIKORAHA HATEMUTSUNO ARISOMAKITENEMU KIMIMACHIKATENI |
訳 | 自分の夫に滅多に逢えない織り姫は岩がゴロゴロしている港に、夫がやってくるのを待ちかねて荒磯を枕にして寝ている。 |
左注 | (右柿本朝臣人麻呂之歌集出) |
校異 | – |
用語 | 秋雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、非略体、七夕 |