万葉集 第9巻 1806番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第9巻 1806番歌

第9巻
歌番号1806番歌
作者田辺福麻呂
題詞((哀弟死去作歌一首[并短歌])反歌)
原文蘆桧木笶 荒山中尓 送置而 還良布見者 情苦喪
訓読あしひきの荒山中に送り置きて帰らふ見れば心苦しも
かなあしひきの あらやまなかに おくりおきて かへらふみれば こころぐるしも
英語(ローマ字)ASHIHIKINO ARAYAMANAKANI OKURIOKITE KAHERAFUMIREBA KOKOROGURUSHIMO
荒涼とした山中に野辺送りを済ませ、人々が次々に帰っていくのをみていると心苦しい。
左注右七首田邊福麻呂之歌集出
校異歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌
用語挽歌、作者:田辺福麻呂歌集、哀悼、悲嘆、枕詞