第9巻1705番歌はこちらにまとめました。
第9巻 1705番歌
巻 | 第9巻 |
歌番号 | 1705番歌 |
作者 | 柿本人麻呂(柿本人麻呂歌集) |
題詞 | (獻舎人皇子歌二首) |
原文 | 冬木成 春部戀而 殖木 實成時 片待吾等叙 |
訓読 | 冬こもり春へを恋ひて植ゑし木の実になる時を片待つ我れぞ |
かな | ふゆこもり はるへをこひて うゑしきの みになるときを かたまつわれぞ |
英語(ローマ字) | FUYUKOMORI HARUHEWOKOHITE UゑSHIKINO MININARUTOKIWO KATAMATSUWAREZO |
訳 | 冬の真っ最中、春がやってきて芽吹くのを心待ちにして木を植えたのだが、片や、その先の実になる季節の到来を早くも心待ちにしている。 |
左注 | (右柿本朝臣人麻呂之歌集所出) |
校異 | – |
用語 | 雑歌、作者:柿本人麻呂歌集、舎人皇子、献呈歌、非略体、季節 |