第7巻1212番歌はこちらにまとめました。
第7巻 1212番歌
| 巻 | 第7巻 |
| 歌番号 | 1212番歌 |
| 作者 | 作者不詳 |
| 題詞 | (覊旅作) |
| 原文 | 足代過而 絲鹿乃山之 櫻花 不散在南 還来万代 |
| 訓読 | 足代過ぎて糸鹿の山の桜花散らずもあらなむ帰り来るまで |
| かな | あてすぎて いとかのやまの さくらばな ちらずもあらなむ かへりくるまで |
| 英語(ローマ字) | ATESUGITE ITOKANOYAMANO SAKURABANA CHIRAZUMOARANAMU KAHERIKURUMADE |
| 訳 | 足代(あて)の郷を過ぎて糸鹿(いとか)の山にさしかかったら見事な桜が咲いていた。帰って来るまで散らずにいておくれ。 |
| 左注 | – |
| 校異 | – |
| 用語 | 雑歌、羈旅、悲別、和歌山、地名、植物 |