第6巻914番歌はこちらにまとめました。
第6巻 914番歌
巻 | 第6巻 |
歌番号 | 914番歌 |
作者 | 車持千年 |
題詞 | (車持朝臣千年作歌一首[并短歌])反歌一首 |
原文 | 瀧上乃 三船之山者 雖<畏> 思忘 時毛日毛無 |
訓読 | 滝の上の三船の山は畏けど思ひ忘るる時も日もなし |
かな | たきのうへの みふねのやまは かしこけど おもひわするる ときもひもなし |
英語(ローマ字) | TAKINOUHENO MIFUNENOYAMAHA KASHIKOKEDO OMOHIWASURURU TOKIMOHIMONASHI |
訳 | 流れ下る滝の上の三船山は荘厳で厳粛な気分に襲われるが、家に残っている妻のことを片時も忘れることが出来ない。 |
左注 | (右年月不審 但以歌類載於此次焉 / 或本云 養老七年五月幸于芳野離宮之時作) |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 / <> 畏 [西(右書)][元][金][類] |
用語 | 雑歌、作者:車持千年、吉野、行幸、従駕、宮廷讃美、羈旅、養老7年5月、年紀、地名 |