万葉集 第6巻 909番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第6巻 909番歌

第6巻
歌番号909番歌
作者笠金村
題詞((雑歌 / 養老七年癸亥夏五月幸于芳野離宮時笠朝臣金村作歌一首[并短歌])反歌二首)
原文山高三 白木綿花 落多藝追 瀧之河内者 雖見不飽香聞
訓読山高み白木綿花におちたぎつ瀧の河内は見れど飽かぬかも
かなやまたかみ しらゆふばなに おちたぎつ たきのかふちは みれどあかぬかも
英語(ローマ字)YAMATAKAMI SHIRAYUFUBANANI OCHITAGITSU TAKINOKAFUCHIHA MIREDOAKANUKAMO
山が高いから、木綿(ゆう)の花のように真っ白になってほとばしり落ちてゆく滝はいつまで見てても見飽きることがない。
左注
校異
用語雑歌、作者:笠金村、吉野、行幸、従駕、宮廷讃美、離宮、養老7年5月、年紀