第5巻905番歌はこちらにまとめました。
第5巻 905番歌
巻 | 第5巻 |
歌番号 | 905番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (戀男子名古日歌三首 [長一首短二首])反歌 |
原文 | 和可家礼婆 道行之良士 末比波世武 之多敝乃使 於比弖登保良世 |
訓読 | 若ければ道行き知らじ賄はせむ黄泉の使負ひて通らせ |
かな | わかければ みちゆきしらじ まひはせむ したへのつかひ おひてとほらせ |
英語(ローマ字) | WAKAKEREBA MICHIYUKISHIRAJI MAHIHASEMU SHITAHENOTSUKAHI OHITETOHORASE |
訳 | この子はまだ年端もいかない幼子ですから、冥土への道も分かりません。お礼はいたします。黄泉(よみ)の国からの使者様、どうか背中におぶってやってお連れくださいな。 |
左注 | ?(右一首作者未詳 但以裁歌之體似於山上之操載此次焉) |
校異 | 歌 [西] 謌 [西(訂正)] 歌 |
用語 | 山上憶良、仏教、儒教、孝養、子供、嘆き |