第5巻852番歌はこちらにまとめました。
第5巻 852番歌
巻 | 第5巻 |
歌番号 | 852番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | (後追和梅歌四首) |
原文 | 烏梅能波奈 伊米尓加多良久 美也備多流 波奈等阿例母布 左氣尓于可倍許曽[一云 伊多豆良尓 阿例乎知良須奈 左氣尓<宇>可倍許曽] |
訓読 | 梅の花夢に語らくみやびたる花と我れ思ふ酒に浮かべこそ [一云 いたづらに我れを散らすな酒に浮べこそ] |
かな | うめのはな いめにかたらく みやびたる はなとあれもふ さけにうかべこそ [いたづらに あれをちらすな さけにうかべこそ] |
英語(ローマ字) | UMENOHANA IMENIKATARAKU MIYABITARU HANATOAREMOFU SAKENIUKABEKOSO [ITADURANI AREWOCHIRASUNA SAKENIUKABEKOSO] |
訳 | 梅の花が夢の中で申すには、私は風流な花だと思います。なので酒杯に浮かべてほしい。 |
左注 | – |
校異 | 于 宇 [類] (楓) 于 / 許 [類][紀][細](塙) 己 |
用語 | 梅花宴、追和、大伴旅人、太宰府、福岡、植物 |