万葉集 第5巻 888番歌/作者・原文・時代・歌・訳

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第5巻 888番歌

第5巻
歌番号 888番歌
作者 作者不詳
題詞 (筑前國守山上憶良敬和為熊凝述其志歌六首[并序] / 大伴君熊凝者 肥後國益城郡人也 年十八歳 以天平三年六月十七日為相撲使某國司官位姓名従人 参向京都 為天不幸在路獲疾 即於安藝國佐伯郡高庭驛家身故也 臨終之時 長歎息曰 傳聞 假合之身易滅 泡沫之命難駐 所以千聖已去 百賢不留 况乎凡愚微者何能逃避 但我老親並在菴室 侍我過日 自有傷心之恨 望我違時 必致喪明之泣 哀哉我父痛哉我母 不患一身向死之途 唯悲二親在生之苦 今日長別 何世得覲 乃作歌六首而死 其歌曰)
原文 都祢斯良農 道乃長手袁 久礼々々等 伊可尓可由迦牟 可利弖波奈斯尓 [一云 可例比波奈之尓]
訓読 常知らぬ道の長手をくれくれといかにか行かむ糧はなしに [一云 干飯はなしに]
かな つねしらぬ みちのながてを くれくれと いかにかゆかむ かりてはなしに [かれひはなしに]
英語(ローマ字) TSUNESHIRANU MICHINONAGATEWO KUREKURETO IKANIKAYUKAMU KARITEHANASHINI [KAREHIHANASHINI]
普段の生活では経験しない遠い道、西も東も分からぬ暗い冥土への道をとぼとぼと食料もなく私は行かねばならないのか(あるいは、干飯もなく)。
左注
校異
用語 作者:山上憶良、大伴熊凝、追悼、哀悼、行路死人、儒教、孝養、無常
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